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榮倉奈々と安田顕が語る結婚観とは?『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』で夫婦役

2018年06月07日(木)配信

「Yahoo!知恵袋」の投稿から生まれたコミックエッセイを、榮倉奈々と安田顕のW主演で映画化した『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)。強烈なタイトルからしてつかみはバッチリの本作だが、蓋を開けてみたら、とてもハートフルなコメディに仕上がっていた。凸凹夫婦役を好演した2人にインタビューし、本作の制作秘話や結婚観について話を聞いた。結婚3年目のサラリーマン・加賀美じゅん(安田顕)が帰宅すると、玄関で妻のちえ(榮倉奈々)が死んだふりをしていた。それ以降、ちえはいろんなバージョンの死んだふりをするようになる。果たしてその真意とは!?榮倉は、ちえについて「羨ましい」と思いながらアプローチしていったと言う。「ちえさんは自分にとっての大切な人がちゃんとわかっている人で、その気持ちは揺るぎないんです。それは強みでもあり、羨ましくも思います。人間は選択肢がいろいろとあると、つい欲深くなってしまいますが、ちえさんはシンプルでとても強い女性だと思いました」。安田は、演じたじゅんについて「僕とはおもんばかり方が違う」と言う。「羨ましいのは、自分の気持ちをちゃんと伝えられたところかな。そこは芝居を超えた芝居というか、演じていて自分のなかにあるものが出てきちゃったと思いました」。この夫婦について榮倉が「思いやりがあります」と言うと、安田は「生々しさがないのかもしれない。映画が終わってそこから先を見てみたいけど、きっとそれはドラマにはなりづらいとも思う。やっぱりそこに至るまでの過程だからおもしろいんでしょうね」。2人に改めて作品を通して「結婚とは?」と尋ねてみると、安田が「僕の人生の半分です」とカッコ良く即答する。安田は照れ隠しなのか「人生を縦で割るか横で割るかについてでも変わってくるけど。もしかして真っ二つに切っちゃっているかもしれない」とおちゃめな笑みを浮かべる。榮倉は「なんでしょう…?ありがたいものだと思います」と丁寧に言葉を探りながら、真摯な表情でこう答えてくれた。「きれいごとではなく、いろんなことを分かち合わなければいけないことが修行でもあります。でも、お互いにわかり合いたいと思うからこそ、結婚が続くと思うので、相手が自分のことをわかりたいと思ってくれることがありがたいですし、自分が相手のことをわかりたいと思わせてくれることもありがたいですよね」。榮倉は、2人で食卓を囲むシーンがとても大好きだそう「『さあ、ごはんにしましょう』と切り替えるちえさんがとても素敵です。食べる=生きていくことだし、2人が一緒に生活しているなぁと思えます。外食しようと思えば手軽にできてしまう世の中でありながら、ちゃんと家で食事をしていることが素敵です。たぶん李監督もそういうところにこだわってらっしゃった気がします」。安田も「この映画に限らず、僕も食卓を囲むシーンって好きなんです。つながりを考えないといけないから、演じる側はややこしいんですが、観る分には好きですね」とうなずく。続いて榮倉が「安田さんはことあるごとに奥さんに感謝されてますよね」と振ると、安田は「私は本当にどうしようもない男ですから、よく結婚できたなと思っています」と苦笑い。榮倉が「安田さんからそういう言葉をよく聞きますが、奥さんへのそういう思いが素晴らしいです」と感心する。安田は「こういう取材を受けている時、言いたいことや思ったことを一旦腹の底に落とし、背中に回してからしゃべらないといけないでしょ」と前置きしたあと「でも、夫婦はその必要がないんです」とキッパリ言う。「お互いそんなことをしていたら続かないよ。もちろん我慢することはするし、譲るところは譲るし、ささいなことでケンカもできたりする。『夫婦げんかは犬も食わない』と言いますし。全部引っくるめて大切な存在ということです」。

[c]2017「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

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