息衝く(いきづく)

ストーリー

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3.11から数度目の夏を迎え、参議院選挙を控えた東京。新興宗教団体・種子の会で育った則夫と大和は、種子の会を母体とする政党・種子の党の選挙戦に駆り出される。原発の再稼働に目を瞑る政党。大和が活動に邁進する一方で、幼少期に核開発が始まった青森県・六ヶ所村に妹と父とを残してきた記憶に決着をつけられない則夫。則夫の母・悦子に残された時間も少なくなっていた。そんな中、かつて思いを抱いていた慈と再会する。彼女は種子の会から離れ、一人で子どもを育てていた。三人には、絶対的信頼を寄せる父親的存在がいた。それは、自衛隊派兵を機に失踪したかつてのカリスマ的リーダー・森山周だった。生きることに揺れ自立を実感できない三人は、幼少期からの師でもあり精神的支柱でもある森山に再び会いに行くことで、背けていた何かを取り戻そうとする。

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